top of page

【令和8年度版】認定こども園の公定価格FAQ「第29版」の変更点を解説!

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

認定こども園の経営を支える「公定価格」。

その運用ルールをまとめたFAQが、令和8年3月31日時点版(第29版)へとアップデートされました。


今回の更新で、経営者として最も注目すべきは「No.258」の新規追加です。

「うちは主幹教諭の専任化ができていないから、他の加算は諦めるしかない……」

と考えていた園にとって、朗報となる内容です。


ポイントを絞って解説します。



1. 今回の目玉:No.258の新規追加


今回の改訂で唯一「新規」と明記された項目です。


【Q.258の内容(要約)】


主幹保育教諭などの「専任化」ができず、ペナルティ(減算)を受けている園でも、「3歳児配置改善加算」や「チーム保育加算」などの加算は取れるのか?


【A. 回答】


可能です。 専任化による減算が適用されていても、実際に基準以上の配置を行っていれば、各種の配置改善加算を取得できます。



💡 ミニ解説:主幹保育教諭等の「専任化」とは?


認定こども園では、

主任クラスである「主幹保育教諭」などをクラス担任から外し、

フリーの立場で

「保護者の相談」

「地域の子育て支援」

に専念させることが求められています。


これができていない場合、

公定価格(国から支払われる運営費)が一定額マイナス(減算)される仕組みになっています。



2. 園長先生が知っておくべき「経営上のメリット」


これまで、「主幹の専任化」という高いハードルを超えられないと、

他の「人を増やすための加算」もセットで認められないのではないか、

という不安の声がありました。


今回の明確化により、以下のような経営判断が可能になります。


  • ステップアップの検討:「まずは3歳児の配置を厚くして(15:1配置)、加算を取りながら現場の負担を減らそう。主幹の完全フリー化(専任化)は、その次のステップで目指そう」といった、段階的な体制整備が認められた形です。


  • 加算の併用による処遇改善:「チーム保育加配加算」などを積極的に取得することで、減算によるマイナスを補いつつ、職員の働きやすさを向上させることが可能です。



💡 ミニ解説:3歳児配置改善加算とは?

通常、3歳児は「子ども20人に先生1人」が配置基準ですが、

これを「15人に1人」に手厚くすることで付与される加算のことです。



3. その他の「準・新規」重要トピック(No.237〜257)


第29版の後半には、

ここ1〜2年で追加・具体化された「小学校接続加算」や「1歳児配置改善加算」の詳細も網羅されています。


  • 小学校接続加算(No.237〜241):「自治体のモデルカリキュラムを使うだけでOKか?」「5歳児がいない年はどうなる?」といった、現場の細かな疑問への回答が充実しています。


  • ICT導入の定義(No.242〜244、255〜257):「1歳児配置改善加算」を取るためのICT要件(登降園管理やキャッシュレス決済など)について、具体的に何が認められるかが整理されています。



まとめ:攻めの姿勢で「加算」を検討しましょう


今回のFAQ更新は、

「不完全な状態(減算)であっても、頑張っている配置(加算)は正当に評価する」

という国の姿勢が示されたものと言えます。


「うちはまだ体制が整っていないから」

と加算申請を控えるのではなく、

今できる加算を組み合わせて、より良い園運営と職員の処遇改善を目指していきましょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。


すずらんチャイルドケアは保育士等キャリアアップ研修や処遇改善等加算に関するセミナーを行っております。


詳細はこちら▶https://www.suzu-lan-port.com/


2026年度から処遇改善等加算における各種セミナーを行っております。

ぜひこの機会にご参加ください。












コメント


bottom of page