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保育園の連絡帳がトラブルの原因になる理由とは?

  • 執筆者の写真: すずらんチャイルドケア
    すずらんチャイルドケア
  • 11 分前
  • 読了時間: 4分

「うまく書いたつもり」がすれ違いを生む背景と、

信頼につながる書き方



「丁寧に書いたつもりなのに、保護者の反応が冷たかった」


「事実を書いただけなのに、クレームにつながってしまった」



連絡帳は、保育園と家庭をつなぐ大切なコミュニケーションツールです。


しかし一方で、現場では


「連絡帳が怖い」


「何を書けばいいか分からない」


という声も少なくありません。


この記事では、

なぜ連絡帳がトラブルのきっかけになりやすいのかを整理しながら、


保護者との信頼関係を育てる連絡帳の書き方の考え方をお伝えします。



連絡帳トラブルは「文章力」の問題ではない



連絡帳に関する悩みを聞くと、


  • 言葉選びが難しい


  • どう書けば誤解されないか分からない


といった声がよく挙がります。



しかし、多くの場合、問題は 文章の上手さ・下手さ ではありません。


👉 連絡帳トラブルの正体は、「視点のズレ」と「伝える順序」にあります。



なぜ善意で書いた連絡帳が誤解されるのか



理由① 事実だけを書くと「評価」に見えてしまう



保育者としては客観的に書いたつもりでも、


  • 「〇〇ができませんでした」


  • 「落ち着きがありませんでした」


といった表現は、保護者にとっては

👉 我が子を評価されたように感じられることがあります。



理由② 保育の文脈が伝わらない



園では当たり前のことも、家庭から見ると背景が分かりません。


  • なぜその場面が大切だったのか


  • どんな関わりがあったのか


が伝わらないと、誤解が生まれやすくなります。



理由③ 保護者の気持ちを想像する余裕がない



忙しい中で書く連絡帳は、どうしても「報告」中心になりがちです。


しかし保護者は、情報だけでなく“安心”を求めて連絡帳を読んでいます。



連絡帳は「報告書」ではなく「関係づくりの道具」



連絡帳の役割を、あらためて整理してみましょう。


連絡帳は、


  • 出来事を伝えるためだけでなく、


  • 保護者と保育者が同じ方向を向くため


のツールです。



👉 「何が起きたか」よりも

 「どう関わったか」「どう見ているか」が伝わることが大切です。



信頼につながる連絡帳の基本視点



視点① 事実+背景+保育者のまなざし


単なる出来事の列挙ではなく、


  • どんな様子だったか


  • なぜそう感じたのか


を添えることで、子どもの姿が立体的に伝わります。



視点② 子どもを「丸ごと」伝える


  • できなかったこと


  • 困っていたこと


だけでなく、


  • 頑張っていたこと


  • その子なりの工夫


も一緒に伝えることで、保護者は安心して受け取ることができます。



視点③ 保護者を「一緒に育てる仲間」として見る



連絡帳は、指導や評価の場ではありません。



👉 子どもを中心に、同じチームとして関わる姿勢が、文章に表れます。



よくある「書きにくい場面」と考え方



ケース① 気になる行動があったとき


  • その行動だけを書かない


  • 背景や関わりをセットで書く


👉 「問題行動」ではなく**「成長の途中の姿」**として伝えます。



ケース② 体調や生活面の指摘


  • 責める表現にならない


  • 情報共有としての位置づけ


「お願い」ではなく

「一緒に考えたい」姿勢が大切です。



ケース③ トラブルがあったとき


  • 事実を簡潔に


  • 感情的な表現を避ける


連絡帳だけで完結させず、必要に応じて直接の対話につなげます。



連絡帳に「正解の文章」はない



「この書き方が正解」というテンプレートは存在しません。



大切なのは、


  • その園として大切にしている価値観


  • 子どもをどう見ているか


が、👉 一貫して伝わることです。



園全体で連絡帳の考え方をそろえる重要性



連絡帳の書き方が職員ごとに大きく違うと、


  • 保護者が混乱する


  • 比較されてしまう


ということが起こります。



だからこそ、


  • どんな視点で書くのか


  • 何を大切にするのか


園全体で共有することが重要です。



すずらんチャイルドケアの連絡帳の書き方セミナーで大切にしていること


このセミナーでは、



  • 文章テクニックだけを教えない


  • 現場の実例をもとに考える


  • 保育者の気持ちにも目を向ける


ことを大切にしています。



👉 連絡帳を書くことが

「怖い業務」ではなく「つながる時間」になることを目指しています。



まとめ|連絡帳は園の姿勢がにじみ出る



  • 連絡帳は評価の場ではない


  • 保護者との関係づくりの道具


  • 視点と順序で伝わり方は変わる


  • 園全体で考え方をそろえることが大切


連絡帳は、園の保育観が最も日常的に伝わる場所です。


👉 連絡帳の書き方セミナーはこちら


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