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処遇改善等加算の一本化とは?

  • 執筆者の写真: すずらんチャイルドケア
    すずらんチャイルドケア
  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

園が最初に押さえるべき全体像と、

これから本当に問われること



「処遇改善等加算が一本化されたと聞いたけれど、正直よく分からない」


「今まで通りやっていて大丈夫なのか、不安がある」


ここ数年、多くの保育園・認定こども園・事業所内保育所で、

処遇改善等加算の“分かりにくさ”が、現場の大きな負担になっています。



制度は変わった。けれど、


  • 何がどう変わったのか


  • 園として何を整理すべきなのか


  • 職員にどう説明すればいいのか


が、十分に整理されないまま進んでいる園も少なくありません。


この記事では、

処遇改善等加算一本化の全体像を、現場目線で分かりやすく整理し、

園として最初に押さえるべき考え方をお伝えします。



なぜ「処遇改善等加算の一本化」が行われたのか



これまでの処遇改善等加算は、


  • 処遇改善等加算Ⅰ


  • 処遇改善等加算Ⅱ


  • 処遇改善等加算Ⅲ


と複数に分かれ、制度そのものが非常に複雑でした。



その結果、現場では次のような課題が生じていました。


  • 園長・事務担当しか理解できない


  • 職員に説明しきれない


  • 「何となく配っている」状態になる


  • 不公平感や不信感が生まれる


こうした状況を改善するために、

制度を整理し、分かりやすくする目的で「一本化」が進められました。



👉 一本化の目的は

「簡素化」ではなく「説明できる制度にすること」にあります。



一本化で何が変わったのか(全体像)



処遇改善等加算の一本化によって、園に求められる姿勢は、次のように変化しています。


① 「受け取る」から「どう使うか」へ


これまでは「加算がいくら付くか」が主な関心事でした。


しかし今後は、


  • どのような考え方で配分しているか


  • 園としての方針があるか


  • 職員に説明できるか


といった

👉 “運用の中身”がより重視されます。



② 説明責任がより重要になった



職員から、


  • なぜこの金額なのか


  • なぜこの配分なのか


と聞かれたときに、


「制度だから」


「前からこうしている」


では通用しなくなっています。


👉 一本化後は園としての説明責任がより明確に求められる制度になっています。



③ 園内ルールの明文化が不可欠になった



  • 配分の考え方


  • 対象者


  • 評価の視点


これらが暗黙の了解のままでは、トラブルの原因になります。



一本化は、👉 園内ルールを整理する“きっかけ”でもあります。



現場でよく聞かれる不安と混乱



一本化をきっかけに、実際の現場では次のような声が多く聞かれます。


  • 「説明資料を見ても理解できない」


  • 「事務と現場の認識がずれている」


  • 「職員から質問されるのが怖い」


  • 「不満が出ないか心配」


これらはすべて、制度理解が不十分なまま進めようとしているサインです。


👉 まず必要なのは、「正確な理解」より「全体像の整理」です。



園が最初に整理すべき3つのポイント



① 制度の目的を共有する



処遇改善等加算は、


  • 頑張っている人を評価するため


  • 職員の処遇を改善するため


の制度であり、「不満を生むための制度」ではありません。



まずは👉 制度の目的を園内で共有することが重要です。



② 配分は「正解探し」ではなく「納得づくり」



制度には一定のルールはありますが、唯一の正解はありません。



大切なのは、


  • 園として一貫した考え方があるか


  • 説明できるか


  • 職員が納得できるか


👉 「完璧」より「納得できる運用」を目指すことです。



③ 事務・管理職・現場の認識をそろえる



  • 事務だけが分かっている


  • 園長だけが理解している


この状態では、必ずどこかで歪みが出ます。



👉 同じ方向を向くための整理が、一本化対応の第一歩です。



すずらんチャイルドケアの「概要編」で大切にしていること



すずらんチャイルドケアの**処遇改善等加算 一本化解説セミナー(概要編)**では、


  • 難しい制度用語をかみ砕いて整理


  • 「結局、何から考えればいいのか」を明確に


  • 園としての整理の順番を提示


することを大切にしています。



👉 「理解した気になる」ではなく、

「次に何をすればいいか分かる」ことをゴールにしています。



まとめ|一本化は「整理するチャンス」



  • 一本化は負担を増やすための制度ではない


  • 園の考え方を見える形にする機会


  • 説明できることで、職員との信頼が生まれる


処遇改善等加算の一本化は、**園運営を見直す“チャンス”**でもあります。



👉 処遇改善等加算 一本化解説セミナー(概要編)はこちら


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